坐禅で不眠・うつ・パニック解消

~必要のないストレスから解放されるために~

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坐禅は一日の中でいつするのが一番良いか

      2017/09/19

毎日坐禅をする習慣のない方は空いた時間であればいつ行っても良いと思いますが、坐禅をするのに一番良い時間帯は朝起きてすぐの時間と言われています。

これを暁天坐禅(きょうてんざぜん)と言います。

一方、朝に時間をとる事が難しい場合は夜寝る前に坐禅を行う夜坐(やざ)というものがあります。

暁天坐禅の効果

暁天坐禅, 日の出, いつ暁天坐禅の良いところは、まず何と言っても寝ている状態から起きた状態へと頭の中を切り替えられる事でしょう。
寝起きのタイミングが悪いとどうしても頭の中がぼーっとなってしまいがちですが、そんな時は坐禅を組んで、「すでに自分は起きている。そしてここに坐ってこの瞬間を味わっているんだ」と感じる事で、寝ている間に夢の中で好き放題に暴れまわっていた意識が今ここに戻ってきます。

そして、さっきまで「会社に行くのは嫌だな」と思っていた気持ちもスーッと消え、怒りや不安などのようなネガティブな感情はどんどん無くなっていくでしょう。
怒りや不安が無くなっていけば自然と穏やかな気持ちになってきますので、職場の同僚などに会った時は、相手に対しての印象も変わってくると思います。

さらに効果が期待できる事として、集中力を高めるという事もあります。
頭の中の切り替えがしっかりとできていないと、どうしても午前中はぼーっとしながら過ごしてしまう事が多いと思いますが、坐禅をしっかりして頭の中が切り替えられていれば朝からエンジン全開の集中力がついてきます。

しかし、毎朝坐禅をするのはちょっと難しいと思われる方は、まずは毎週金曜日だけ始めてみて、その後、月、水、金とやってみるなどして工夫していくと良いかも知れません。

夜坐の効果

暁天坐禅, 日の出, いつ一方、夜に坐禅を組む夜坐の効果は、その日一日に受けたストレスや緊張を取り除き、心と体に寝る準備をさせる効果が期待できます。

特に日中多忙な方は、夜家に帰ってきてもなかなか心身ともにリラックスする事ができない場合があります。
そんな時は寝る前の時間を使って、坐禅を組んでみると良いでしょう。

坐禅の最中は、日中に起こった出来事がすぐに頭の中に浮かんできてしまうと思いますが、それに気が付いたらスッと意識をそらし、今この瞬間に戻ってきてください。
それを繰り返すうちにだんだんと意識がその部屋の中に留まるようになり、その日に起こった出来事(過去の出来事)には意識が向かなくなります。

また、しばらく呼吸に意識を向けていると、副交感神経が優位になってきますので、だんだんと体がリラックスしてきます。
さらに、坐禅をしている最中はα波という脳波が出ることが分かっているため、体を休めるための一つのエクササイズとして、坐禅はとても有効な方法なのです。

仕事の休憩時間に坐禅を行う

仕事の休憩中など短い時間でも簡単にできる、いす坐禅というものがあります。
やり方は坐禅と同じで、ただ体勢が通常の坐禅とは変わり、いすに座っているというだけの違いです。

仕事中は次から次へとやらなければいけない事がありますので、頭の中では常に先の事を考えていなければいけません。
仕事上、パソコンと睨めっこして何時間も膨大なデータを相手にしていると、「自分は今ここにいるんだ」という感覚にゆっくり浸る暇はない事がほとんどだと思います。

そんな時に、5分~10分でも構わないので休み時間などを使って坐禅をすると、心に落ち着きを取り戻す事ができるようになります。
さっきまで気にもしていなかったその椅子の座り心地を意識してみたり、足と床の接地面に意識を向けて床の感覚を感じてみたりしてみると良いと思います。

すると、さっきまで取引先とのやり取りでイライラしていたのに、或いは何か失敗をして落ち込んでいるという時にも、坐禅をする事で気分の切り替えができるので、また新たな気持ちで次の仕事に取り組む事ができます。
またそれは仕事の効率を上げる事にも繋がるでしょう。

週末の空いている時間に坐禅を行う

平日ではなく、ゆっくり時間が取れる週末にしたいという場合には週末に行うのが良いでしょう。
朝でも夜でも昼間でも構わないので、できれば携帯電話の電源を切って自分だけの時間を作ってやってみるとより集中できると思います。

坐禅の最中は、その日までの一週間に溜め込んだストレスを思い出さないようにしながら取り組んでみてください。
同じように、来週から始まる仕事の内容についても一切考える必要はなく、外から聞こえる鳥の声に耳を傾けながら、その瞬間を楽しむようにそこに静かに坐るという事を心がけてみて下さい。

以上、これから坐禅を始めるという方は、まず自分の負担にならない時間帯で始めてみて、だんだんと慣れてくれば坐禅の時間を長くしたり、また回数を増やすといった感じで習慣化していくと、より高い効果が期待できると思います。

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