坐禅で不眠・うつ・パニック解消

~必要のないストレスから解放されるために~

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感情をコントロールするには”心の客観視”が重要

      2015/11/06

坐禅をすると自分の心の奥底にある本当の感情を知る事ができたり、また逆に考え事を無くす事ができるようになったり、ある程度感情をコントロールできるようになります。

しかしこれらは、何も考えないでいつでも簡単に心をコントロールできるようにはなる訳ではありません。
大切な事は、コントロールしなくてはいけない時コントロールしようと思えるかどうかです。

まず、感情をコントロールしなくてはいけない時にそれに気が付かなくてはいけませんが、これについてどのようにしたら良いか僕なりの考えを説明していきたいと思います。

感情のコントロールはいつ必要なのか

これに対する答えは自分が平常心ではない時です。
要するに、自分の心が何か不安に駆られていたり、何かに対して怒りを感じていたり、悲しみを感じていたりする時に心をコントロールする事が必要になります。

例えば夫婦喧嘩をしてしまった場面で、相手から「何で今日はそんなにイライラしてるの?」と言われてから、「そう言われればそうかもしれない」と思ってから気が付くのは遅すぎます。
本来であれば喧嘩になる前に自分で気が付いて平常心に戻す事が一番望ましいのです。

ではどうやって気が付くのかというと、自分の心を常に見つめる習慣をつける事が大切になります。
これは坐禅を繰り返すうちにだんだん習慣化していき、頭の中を常に坐禅を組んでいる時と同じ状態にするという事で気が付くようになります。

自分で自分の心の状態を見つめられていない人が頭の中で考えている事は、殆どが雑念(その場に必要のないモノ)ではないかと思います。

通勤中に電車に乗りながら無意識に仕事の事を考えたり、何か心配な事を考えて不安な気持ちになったりする人がいると思いますが、それらはその瞬間には存在していないものです。
坐禅を習慣化する事で、その瞬間には存在していないものが見えなくなります

雑念を全て取り除く事ができると、頭の中には自分の心がポツンと残ります。
それをそっと見つめるだけで、自分の心はイライラしているのか、悲しんでいるのか、それとも喜んでいるのかは簡単に理解する事ができます。

そして、見えてきた自分の心が平常心ではないなと感じる時には、それに気が付いてコントロールする。
これがストレスを溜め込まないようにするためにとても重要な事だと思います。坐禅, 座禅, 感情, コントロール, 客観視

自分の感情が平常心ではない事に気が付いたらどうすれば良いか

自分の感情に目を向けてみて平常心ではないなと気が付く事ができたら、心の中で「~と思った」と呟いて見て下さい。

例えば自分の心の中を覗いてみたら、「昨日上司に言われた一言に対して今でも腹が立つな」と感じていると気が付く事ができたら、『「昨日上司に言われた一言に対して今でも腹が立つな」と思った』という文を頭の中で完成させてみて下さい。

このように呟くと、「そうか自分は腹が立っているのか」というように感情を客観的に捉える事ができるようになるので、自分の中の無意識の心がその感情に振り回されるという事を防ぐ事ができるようになります。

感情のコントロールをした方が良い時にそれに気が付く事ができず、その結果自分自身がストレスを受ける事はとても残念な事です。
大切な事はまず自分の感情に気が付く事、そして主観的に受け止めていたその感情を客観的に捉える事で平常心を保つ事ができるようになります。

そのためには坐禅を習慣化する事が大切になります。
一日5分ぐらいから始めてみましょう。

坐禅について

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