坐禅で不眠・うつ・パニック解消

~必要のないストレスから解放されるために~

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僕が体験したEMDRの詳細と驚くべき効果(3/3)

      2016/01/04

僕がEMDRを行うようになった経緯や以前のEMDR治療についてはこちら。
僕が体験したEMDRの詳細と驚くべき効果(1/3)

EMDR4日目

今回は先生が通常勤務しているカウンセリングルームで行いました。
そして、今回もまたあの機器を使った眼球運動を行いました。
正直僕は前回での経験上この機器に良い印象を持つことができませんでしたが、とにかくまた言われるままに光を追いかけ続けました。

3分程度の眼球運動を断続的に続け、終わるたびに何を感じたのかを報告し、そしてもう一度光を追いかけるというリズムで進んでいきました。

開始してから30分くらい経った頃、前回のカウンセリングと同じように自分が夢の中にいるようなふわふわとした状態を感じ始めました。
そして、少し頭痛も感じました。
意識がこのようにフワフワした状態になる事はすでに経験済みだったので、今回は焦りなどはなく気持ちは落ち着いていました。

これを1時間程続けると、意識がだんだん朦朧として思考能力が落ちてきているのが分かりました。
まるでお酒に酔っているようでした。

先生から「今ここで、以前パニック発作が起こって苦しんでいた時の恐怖感を思い出してください」と言われたのでその場面を想像してみましたが、自分がこんな状態では恐怖感を感じる事はありませんでした。
もっと正確に言うなら、今の自分の思考能力が落ちているため、恐怖を感じた場面は想像できてもその時に感じた感情まで思い出す事ができませんでした。

この時、自分にパニック発作が簡単に起こってしまう思考について、はっきりと理解できた事がありました。
それは、今まで自分で自分をあまりにもしつこく観察するあまり、自分を無意識に追い込んでしまっていた事でした。

“自分”を解放させてあげる

自分の意識が自分の感情を舐めるようにしつこく見つめ、少しでも感情に動きがあれば「大丈夫か?」とプレッシャーを掛け続ける事で、今まで僕はパニック発作が起こりやすい体質になっていた事が分かりました。

その証拠に、今のような「思考がほとんど働かない状態」だと、パニック発作が今この場で起こる気配すらありません。
緊張感も無く、ただリラックスしているだけの自分がそこにいました。

催眠療法(ヒプノセラピー)などのような語りかけ、或いは自己暗示に関する書籍を読んでもうまく自分自身の思考を外す事ができない人でも、このEMDRなら確実に効果が出ると思います。
なぜなら、あなたの思考習慣がどれだけ凝り固まっていても、EMDRは五感に対して物理的に干渉してくるので、嫌でも思考が外れてしまうと思うからです。

簡単に説明するなら、EMDRは強制的な催眠術とでも言い換える事ができると思います。
EMDRのカウンセリングの効果は人それぞれだと思いますが、僕はこの治療に対して対話によるカウンセリングだけでは得られない効果が確実に存在すると実感しています。

EMDRによるこの方法は、パニック障害の他にも極度なトラウマ(外傷体験)、PTSDなどに効果がある事は有名ですが、不安障害からくる不眠症やうつ症状にも十分効果的な治療であると思います。EMDR, パニック障害, 治療

EMDR治療についての感想

僕は合計5回ほどEMDRを行った結果、パニック障害との付き合い方において確実に効果が得られました。
インターネット上ではEMDRを行ってあまり良い結果を得られなかったという人も多いようですが、僕はこの治療は自信を持って勧めたいと思っています。

もしEMDRを検討している人に対して何かアドバイスをするなら、当日は緊張しないでリラックスしてほしいと思っています。
あの光を見つめているうちに気分が悪くなったりする場合がある事は事実ですが、それに加えて緊張感を持ち続けたままだとさらに気分が悪化する事があると思うからです。
とはいえ、あの光を見つめていると嫌でも自然とリラックスしてくるので、それに逆らわずに自然と身を任せる事が何よりも大切だと思います。

その他の薬を使わない治療/セラピー体験はこちら

 - パニック障害の発作について, 今までに経験した治療などについて ,