坐禅で不眠・うつ・パニック解消

~必要のないストレスから解放されるために~

*

僕が体験したEMDRの詳細と驚くべき効果(1/3)

      2015/12/28

僕はパニック障害を患っていた時にこの治療法に出会いました。
台湾に住んでいながら当時は家から外に出る事すら出来なかったので、日本に戻って治療するために飛行機に乗るなんて事も当然できませんでした。

そんな中、僕と親戚関係にある台湾人の男性にたまたま今の状況を話してみたところ、それならいい治療法があると言ってEMDRをしてくれる事になりました。
その人はアメリカの大学で心理学を学び、卒業後は台湾の大学で心理学を教えていて、現在は心理カウンセラーとして働いている男性です。

カウンセリングはできるだけ安心できる場所で行ったほうがいいという事で、始めは僕の自宅で行われる事になりました。
カウンセリングは一回約2時間を複数にわたって行ったので、それぞれのカウンセリングについて僕が感じた内容を詳しく書いていきたいと思います。

実際書き始めてみるとかなり長くなってしまいましたので、眼球運動についての効果や感想などを手短に知りたい場合には『僕が体験したEMDRの詳細と驚くべき効果(3/3)』をご覧になって下さい。

EMDRとは

Wikipediaを引用すると下記のような治療になります。

左右に振られるセラピストの指を目で追いながら、過去の外傷体験を想起するという手続きを用いることで知られている。また、想起された記憶だけでなく身体感覚 や自己否定的認知なども眼球運動による脱感作のターゲットになる。近年では、指を左右方向に振って追従させることに必ずしもこだわらず、クライエントの特性(視覚障害者、ADHD児など)に合わせた工夫も提案されている。子どものトラウマに対する心理療法であるバタフライハグも、EMDRの変法である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/EMDR

EMDRの大きな特徴は、眼球を一定のスピードで左右に動かしながら過去の外傷体験を想起するという点です。
医師の手を左右に振ってそれを患者が目で追いかけるという場合が多いようですが、スピードや光の色など調節可能なEMDRの専用の機器を使う場合もあります。

何のためにこれをするかと言うと、眠っている時に起こるREM睡眠(Rapid eye movement sleep)のような状態を強制的に作り出し、思考力を下げる(異常な緊張を取り除く)事を目的とするなど、諸説あるようです。

EMDRは主にPTSD(心的外傷後ストレス障害)に効果がありますが、他にもパニック障害や恐怖症、不安障害などのような「自分で自分を追い詰めてしまうような強迫性の疾患」にとても効果があります。

EMDR初日

まず、自分が現在困っている事を紙に10個書き出し、今度はそれらに対してなぜ困っているのか理由も箇条書きにするようにカウンセラーに言われました。
要するに、自分の中の苦痛を客観的に見つめるという事を行っていきます。

基本的に人間の悩みは頭の中でモヤモヤしている状態なので具体化されていません。
今回のカウンセリングではそれらを紙に書き出し、視覚化する事でより正確に悩みを理解していくというアプローチになります。

また、物事は自分の視点からの見え方で判断してしまう傾向がありますが、自分ではない周りの人から見たらその問題をどう感じるのか想像してみるという事をします。
そうすると、それらの問題は自分から見たら恐怖そのものとしか感じられなかった事でも、周りの人からしたら大して深刻なものではないと考えられる事もあるのです。EMDR, パニック障害, 克服, 治療

EMDR2日目

過去に大きなトラウマが無いか質問を受けました。
特に、家族関係においての質問が大半でした。

小さい頃の両親との関係はどうだったのか、その時に孤独や恐怖は隠れていなかったのかという事を詳しく質問されました。
また、妻との関係についても出会ったときから今までの間にどういう心の変化があったのかも多く聞かれました。

おそらく、過去から現在の人間関係の中でのショックやトラウマを探し出し、それに対してアプローチをしていくという準備の段階なのだと思いました。
僕の中では過去に特別大きなトラウマは無く、あくまで今のパニック発作が起こりやすくなってしまった状況自体に恐怖感があるのだという事が分かりました。

眼球運動を行ったEMDR3日目

 - パニック障害の発作について, 今までに経験した治療などについて ,