坐禅で不眠・うつ・パニック解消

~必要のないストレスから解放されるために~

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“シンプルな事に満足する”と人生が変わり始める

      2017/09/17

突然ですが、毎日僕は朝昼夜の三食の料理を作っています。
夜はできるだけ品数を多く出すように心がけていますが、朝と昼は子供が食べる物に栄養が十分に入っていれば、自分の食べる分は簡単な物になってしまいがちです。

昼食に食べるパターンで割と多いのは、ご飯と味噌汁と自作のお新香のみ。
痩せ我慢をしているわけではないですが、僕はこの組み合わせが大好きです。
この組み合わせを食べる時、実はほんの少し工夫を加えるだけで味が断然美味しくなるのです。
その工夫はうまくいけば行くほど美味しさも向上します。
まずはその秘密について書いていきたいと思います。

煩悩が味覚を鈍らせる

考え事、特に不安や怒りなどのネガティブな感情を持ったままご飯を食べていると、気がついたらご飯を食べ終わっていたという程早く感じたり、せっかくの大好物でもなんだか味気ないと感じたりする事はないでしょうか。
これは、味覚という大切な五感の一つが考え事をする事によって弱まったと考えられます。

ピザやハンバーグなどの欧米料理は味付けが強いので、どんな精神状態であっても刺激的な味が楽しめますが、一方、食べ物の味付けが薄い物では、頭の中で「もっと濃い味を、もっと強い刺激を!」と無意識に求めてしまい、醤油や塩、さらにはマヨネーズなどで味を付け、その刺激によって満足するという事が繰り返してしまいます。マインドフルネス, 人生, 帰るまず気をつけなければいけない事は、考え事をしていて五感が冴え渡る事はありえないという事です。
必要以上に過去の失敗について嘆いていたり、逆に頭に血がのぼって怒りの感情にとらわれていたりすると、味覚を含む五感の全てが弱まり、目の前の物に集中できなくなってくるのです。

逆に、物事にうまく集中できている時は、時間の流れを忘れるほど五感が冴え渡ります
そこには不安などのようなあらゆる感情は無く、今ある対象物に全神経を集中させる事ができているのです。
>坐禅から得られる本当の効果

食べる時の姿勢に注意をしながらマインドフルネスを行う

僕の家の食卓の椅子はベンチ型なので、姿勢にも気をつけて食事をしています。実はこれもご飯を美味しく食べるコツの一つです。
不安やネガティブな感情があると味が鈍くなるだけではなく、背中がどんどん丸くなってきてしまうので、まず意識をして背中をピンと伸ばします。

さらに正しい姿勢でお茶碗を持ち、適量の白米を口の中に運ぶ。そして目を瞑りながら口の中のご飯に集中して、よく噛んで味わう。すると、白米は実はこんなにも美味しい食べ物だったのかと驚くはずです。

世の中の物は実はすでに足りている

ご飯の味が薄いと感じても、素材その物に目を向ければ十分美味しいと感じる事ができます。
これと同じように、自分の人生は足りない物ばかりだと感じる人は、今ある物に目を向ければ十分足りている事に気づく事ができるのです。

例えば、お金が無くて買いたい物が買えなくて不幸だと感じる場合を見てみましょう。
ある日、宝くじを買ったら100万円が当たったとします。
きっとその瞬間は幸福感を感じる事ができると思いますが、お金は使い続ければ当然お金は無くなってしまいます。すると、「もっと欲しい、もっとたくさん欲しい!」と、一度味をしめた欲望が暴れだします。
もう一度宝くじを買って今度は200万円当たったとしても、金銭感覚が狂っているのであっと言う間になくなってしまうでしょう。
次々と宝くじが中たる事はありえませんが、仮にこの後300万円、400万円と当たっても、この人は幸せにはなれません。それはなぜでしょうか。

実はお金が当たった時、それが無くなってしまう時の恐怖感も一緒にもらってしまっているのです。
「お金が無ければ幸せになれない」という事を今まで自分が自分に言い聞かせてきたので、お金が無ければ不幸に戻ってしまうと言うことを自身が良く理解しているのです。

一方、お金が無くても幸せだ感じている人が宝くじに当たっても、そのお金をすべて使ったところで不幸だとは感じません。
なぜなら、当たったお金が無くなるという事は今までの生活に戻るという事。つまり、1が0に戻るだけなので、何も恐怖感は無いのです。

次は、友達が少なくて不幸だという場合を見てみましょう。
この考え方を持っていると、おそらく週末など時間がたっぷりある時に一人ぼっちでいる事が苦痛で仕方ないはずです。
「友達さえいれば今ごろ一緒に買い物にいったり映画を見に行ったりできるのに…」
このように考え続けてしまうと、せっかくリラックスできる週末であってもストレスばかりが溜まってしまいます。

一般的に、親しい友達が数人いればそれ程多くの友達は必要ないという考え方もあります。
何か相談したい時に相談に乗ってもらえる友達が数人いれば十分心強く感じるのに、ただ暇が嫌だからという理由で“友達”という存在に依存する必要はないのです。

ただ暇な時に一人でいるのが嫌だからそんな時に会える友達が欲しいという事は、それはつまり孤独から逃げているだけです。
僕は孤独な時間は人生の中に必要な事だと思っています。過去に外国人との結婚や海外移住など、普通の人とは一味違う人生を選択するとき(→詳細は体験談に記載しています)、孤独な時間を使って自分自身を見つめながら答えを導き出した経験があります。

読書を好む人なら分かると思いますが、本の中の段落と段落の間には空白のページがある事があります。
あの空白(孤独)の時間は頭の中を一度整理したり、一つ大きく深呼吸をして我に返るために必要な役割があるのだと私は思っています。
本も人生も同じで、孤独な時間には孤独な時間なりの意味があり、決してそれから逃げるべきではないのです。

今あるものに目を向ける。
それは、お金がなければ幸せになれないと思う人が、今あるお金と今の環境の中にいくらでも落ちている幸せを見つけ出す事、そして孤独が耐えられなという事ならただ悲観するのではなく、その一人の時間に本を読んで知識を得たり、散歩をして変わりゆく四季の風景の素晴らしさを発見して心を豊かにしていく事ではないでしょうか。マインドフルネス, 人生, 帰る

幸福を感じる事で運命が変わり始める

高齢の方々に、今までの自分の人生は幸せだったかそれとも不幸だったかと聞くと人それぞれの答えが返ってきますが、実はその質問をする前からある程度返ってくる答えが分かります。それは、表情にその答えが出ているからです。
それはつまり、同じ物事でも幸せと感じるか不幸だと感じるかで表情や姿勢、態度が変わり、それらが変わると人生までも変えてしまうのです。
今あるもので足らす考え方、これこそ自分の人生は幸せだと感じるための大切な思考だと言えるでしょう。

考え方を変える事で人生が変わる
これは決して大げさではなく、実践すれば誰もが実感できると信じています。

>他人の目を気にしないで自由になる考え方
>性格が真面目すぎる人が心の病気にかからないための対処法

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